生け花の思い出         4月11日

今から30数年前には結婚適齢期という言葉があって、女性は数年間働いたあと寿退社するというのが一般的だったようです。d0067794_12252.gif
ほとんどの女性は、生け花、お茶、料理などの花嫁修業と言われるものを、終業後に習っていました。
私も自然な成り行きで、生け花を習いました。
特別、花が好きでも、センスがあったのでもなかったのですが、この生け花は結婚後もやめずに、約12年間も習い続けていたのです。

ある時、数十年に一度しか小樽で開催されないという大きな花展が市の総合体育館で行われ、全道から集まる生け花の先生方に混じって、私にも出品の機会が与えられました。
私は形にとらわれない自由花に挑戦することにし、師のアドバイスのもと構想を練り上げました。
ありふれた感覚のものでは、たくさんの作品の中で目立たずに、素通りをされるのです。

ここで賞をいただくということは、大変名誉なことのようでしたが、出品だけで精一杯の私には、他人事のようで関心がありませんでした。
ところが、この無欲がよかったのでしょうか、思いがけず「〇〇賞」を受賞してしまいました。

池坊家元夫妻を招いて、国際ホテルで懇親会が開かれました。
いろいろと話題になることの多い池坊保子さんは、とてもしっとりとした話し方をする好感の持てる女性でした。

なぜ、こんな昔の話をする気になったかと言うと、今後、生け花などをする余裕はなさそうです。
習っていた時にとっていた「ざ・いけのぼう」という月刊誌100冊も、もう読み直すことはないだろうと思い、処分することに決めたのですが、その前に、ちょっと思い出に耽りたくなったのです。
たとえ時間的な余裕があっても、フラだ!パークだ!ブログだ!と関心は別の方にありますから。
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(左)色彩的には私のが一番目立っているかな。 (右)夢のある永田萌さんのイラスト

ところが・・・・こうしてページをめくってみると、捨てるには惜しい貴重なものが、ぎっりしと
詰まっているのです。
やっぱ、捨てるのや~めた!!
また、押入れの中でしばらくの間、眠っていただくことにしました。
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by tazu0617 | 2008-04-11 00:07 | 過去---想い出の頁
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