人気ブログランキング | 話題のタグを見る

給食の思い出              3月10日

前回、子供のころの写真を載せたついでに思い出したことを、書いてみようと思います。
私は、かなりの偏食でした。 いや、過去形ではなく、今でもその傾向があります。

給食の思い出              3月10日_d0067794_2063962.jpg小学校・中学校と、学校では給食でした。
その当時の給食は、だいたい左のような感じで、アルマイトの食器に、コッペパンとバター・汁物のほかに一品、それからほとんどの皆さんがマズイという脱脂粉乳などのメニューでした。
私は脱脂粉乳が美味しくなかったという記憶も美味しかったという記憶もありません。
ただ、肉が大嫌いだったので、食べ残すことを許されなかった給食は、拷問に近いものがありました。 
先生の見ていないスキに、隣の子に食べてもらったり、昼休みもなく一人ポツンと嫌いなものと睨めっこしていました。
きっと、好き嫌いをなくそう!ということの指導だったと思いますが、苦痛以外の何物でもありませんでした。

母は、私が食べやすいようにと、カレーライスにひき肉を使ってみたそうです。
ところが、意地悪とでも思ったのでしょうか、泣きながら一粒一粒を箸で摘まみ出したそうです。
肉以外にも嫌いなものが多かったですね。

ところが、6年生のときに転校した小学校では、残してもOKだったのです。
もったいない、と言われれば確かにそうなのですが、私は長年の苦痛からやっと解放されたのです。
中学では、まったくの自由でした。

「こんな美味しい肉を嫌いなんて、可哀そう・・」などと、今も言われています。
肉の入ったメニューは多いので、それはとても上手に分けて食べます。
大変そうに見えるかもしれないのですが、そうやって50年以上もやってきているので、ほとんど無意識に手が勝手に分けてしまうのです。
栄養も十分すぎるくらい足りているようですので、どうぞ、ご心配なく・・・。
by tazu0617 | 2010-03-10 20:00 | 過去---想い出の頁
<< 学芸会の思い出  パートⅠ  ... 物 心            ... >>