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石川啄木           6月7日

短歌を詠む才能はありませんが、歌人で誰が好きかと問われれば、迷わず「石川啄木」と答えます。
彼の生活感あふれる歌は、切ないほどに人間味があって、物資の豊かな現代においても、なお人の心を揺さぶる何かが秘められているようです。

その啄木は、明治40年、わずか3か月という期間ですが、新聞記者として小樽で過ごしたことがあります。
この縁を大切にし、のちの世代に啄木がたどった軌跡を伝えようと立ち上げたのが「小樽啄木会」で、会長をされているのが、我が小樽しりべしシニアネット会員の水口 忠さんです。
明治は遠くなっても、今もここに啄木ファンは力強く根付いているようです。
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先日、水口さんにお会いする機会があり、年に一度発行されているという「啄木会たより」をいただきました。
《小樽啄木会のHPでも、ご覧になれます。》

私の好きな歌
   はたらけど
   はたらけど猶わが生活楽にならざり
   じっと手を見る
  
   たはむれに母を背負ひて
   そのあまり軽きに泣きて
   三歩あゆまず
   

母の死後数か月で、あとを追うように26歳の若さで逝った啄木、彼は実母を背負ったことがあったのだろうか。 何という哀しいう歌であろうか。

ところが私は、腹を抱えて笑ってしまったのですよ。
かなり前の漫才で・・・・ 
       たわむれに母を背おいてそのあまり
         重きに驚き、一歩でぺしゃんこ   
                                 啄木さ~ん、ごめんなさいね。
by tazu0617 | 2009-06-07 00:56 | ねぇねぇ、聞いて!
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