春だというのに、「寒いですね」が、挨拶の初めの言葉。
ようやく開花した桜ですが、こう寒くては花見などしようにも震えてしまいそうです。 数ヶ月前、小樽シニアネットの会員であるTさんから、「朗読ボランティアのお誘い」のメールが全会員に流れました。 Tさんは10年ほど前から、小樽市内の病院や施設に出向いて、一人でボランティアを続けているのですが、代わってくれる仲間がいると、もし体調が悪くなったときも安心ということで、新たなメンバーを募集したのです。 Tさんは男性ですが、手を挙げたのは、石川啄木の妻と同姓同名の I さん、ブログでお馴染みのoss102さん、そして私の、女性ばかり3人でした。 Tさんが、実際に朗読しているところを傍聴したり、練習や打ち合わせを何度か重ねて、まずトップを切って私・鶴子が昨日「朗読デビュー」を致しました。 持ち前の度胸で何とか上がらずに済み、ホッ!でした。 今回、私が読んだものは、住友信託銀行が毎年募集している「60歳のラブレター」からの数編でした。 その中の一編を紹介します。 妻から夫へ 盛崎トシ子(58歳) 「おい」「おい」と呼ばれてもう40年 世界中で「おい」と私を呼んでくれるのは あんた一人 うれしい時の「おい」 つらいときの「おい」 おこったときの「おい」 どれも 依頼されてこその「おい」 「おい」と「はい」 二人で一人 「おい」で満足ですよ。あんた。 入居者・患者の皆さんの前で話をする時間は、わずか15分くらいです。 でも、適した題材探しには相当な時間がかかりそうです。 聞きやすいように、発声練習も続けなくてはいけません。 ところで、私はこのラブレターのように「おい」「あんた」と呼ぶ合うのは、ちょっと抵抗がありますね。 ブロ友の皆さんはいかがでしょうか。 #
by tazu0617
| 2010-05-13 21:53
| 現在---今日の出来事
腰みののようなものを巻き、腰を激しく揺らすのがフラだと思い込んでいた私は、マキシ丈のドレスをまとい、ゆったりした曲に合わせて満面の笑みで優雅に踊るフラを、目の前で初めて観て、一目惚れをしたのです。
あれから6年、簡単そうに見えたフラも、やればやるほど奥の深さを痛感、自分の技量のなさも実感。 プロになるわけじゃないのだから、そこそこに楽しく踊ればいいんじゃない、と自分を納得させているのです。 振付がなかなか覚えられない。 やっと覚えた曲もすぐに忘れてしまう。 レッスン時間に、その動画を撮っておくことは、フラに限らずご法度です。 習った振りをレシピに書いておく方法もあるのですが、うまく動作のイラストが描けません。 私は、手足が自由に動き、引っくり返らない適当な人形があればいいなぁと思っていました。 その人形に振りをつけ、写真を写し、イラストの替わりにするのです。 そして、探していたものを、ついにダイソーで見つけました。(100円ではありません) でも、髪の毛も顔もなしでは可哀そう・・・関節丸見えの裸ではムードもありません。 そこで、端切れを使ってドレスを作ることにしました。 ついでにウイッグも。 顔はどうしましょ。 フラダンさんの顔写真を無断で貼り付け? さぁ、どんなふうになるのでしょうか。 ←420円 やっぱり次から次へと仕事を作っています。 こんなことばかりしているから、そろそろ離縁されそう・・・。 #
by tazu0617
| 2010-04-25 08:52
| ねぇねぇ、聞いて!
学芸会の思い出、最後は私ではなく息子のです。
小学校4年生だった息子の担任は、教師になる前は、寺山修司劇団で脚本を書いていたというユニークな前歴の持ち主でした。 学芸会での劇は、当然この先生のオリジナル脚本で、主役に立候補した数人の中から、引っ込み思案だったはずの息子が、なぜかその座を射止めました。 ただし、もしやってみて演じられないようなら交代するという条件が付けられたようでした。 『Tちゃん、主役になったんだってね』と、同級生のお母さん数人に言われて、たかが学芸会の劇ですが、私にもプレッシャーがかかってしまいました。 母子で台詞の練習をしました。 本格的な劇ということで、手渡された分厚い台本を前にして、台詞を覚えられるだろうかと、私も息子も不安になってきました。 まず、私が手本を示し、それを真似て息子が読み上げました。 何度も繰り返し練習しても、抑揚がまるでなく棒読みです。(加藤清四郎くんのような才能なし) それから少し経って、息子はもう台詞の練習をしなてもいいと言いだしました。 やはり、交代させられたのです。 代わってくれたのは、息子の仲良しのS君でした。 何をやらせても頼もしいS君は、短期間で台詞をマスターし、本番でも堂々と演技していました。 息子は、その他大勢の役に降下。 どんな思いだったのでしょう。 その1~2年後、S君は児童会の会長に立候補し、息子が応援を引き受けました。 しばらく経ったある日、息子が書いた作文を偶然読んで、私は息子の思いを知りました。 その作文には、「S君の応援を引き受けたのは、借りがあったから・・・」と書かれてありました。 あの学芸会の劇を途中で投げ出した格好になった詫びの言葉が綴られていて、引き受けてくれたS君には、何かでお返しをしようと思っていたと書かれていたのです。 まぼろしの主役も、息子には貴重な経験になったはずです。 またその後、主役の起用に失敗した先生は、まだ40代という若さで人生を駆け抜けて逝ってしまいました。 生協で買い物中に倒れそのまま人生を終えるなんて、ご自身が作ったドラマにもない筋書きだったことでしょう。 #
by tazu0617
| 2010-04-11 21:28
| 懐かしの子育て奮闘記
「ゾンタクラブ」とは、奉仕活動と女性の地位向上および国際交流を通じて、親善や平和のため努力するクラブだそうで、この小樽ゾンタクラブの会長をされているのが、我が
OSS(小樽しりべしシニアネット)の会員であるFさんです。 昨日、このクラブ主催の、梓みちよを招いてのチャリティーコンサートがあり、仲間と聴きに行ってきました。 観客サービスの一つなのでしょうか、「この中に、私好みのいい男はいないか・・」と言って、舞台から降りて探し始めました。 そして、梓みちよが選んだのは・・・なんと25才さんの夫であるOSS会長でした。 会長は半ば強引に舞台の上まで引っ張られていき、満員の観客が見詰める中、チークダンスが始まりました。 ショーの最中は撮影が許されませんが、撮影OKの場面があるかもしれないと思い、バックにカメラを入れてあったので、慌てて取り出しパシャパシャ・・・。 思いがけないハプニングでしたが、会長は「冥途の土産ができた」と満更でもない様子でした。(まだまだ先の話) 外に出て、その嬉しそうな顔を覗き込んでみると、暗い会場では気が付かなかったキスマークが頬に、くっきりと。 ダンスが終わったあと、梓みちよがお礼にと、そっとキスをしたのだそうです。 スターにキスをされるというまさかの経験に、しばらくは酔いしれていることでしょう。 25才さんのブログにもこの事件(?)が載っています。 (↑ここをクリック!) #
by tazu0617
| 2010-04-04 20:50
| 現在---今日の出来事
南の地方から、花便りもちらほら・・・。
まだ、庭は雪ですっぽりおおわれているこちらでは、鉢植か切り花でしか、香りを嗅ぐことはできません。 自称「花殺し」の私なのですが、この時季にはテーブルの上に置く小さな鉢植を買って、楽しんでいます。 が・・・・ご覧ください。 シクラメンもプリムラも、もはやご臨終。 水も肥料も必要のない奥のミニ鉢(造花)だけが、勝ち誇ったように元気いっぱいです。 『なごり雪』とは言えないほど積もった今日の雪に、春は逃げて行ってしまいましたが、今、3泊の予定で孫が来ています。 娘が東京の叔父(私の兄)のところに行ったので、その間、預かることになったのです。 子供を育ている時には、それほど大声を上げなかったように思いますが、走り回って悪さをするこの孫には「駄目っ!」「こらっ~!」と、何度も声を荒げています。 日中は狭いケージの中に入れて出かけるので、解放されると嬉しいのでしょうね。 娘から電話がかかってきました。 「まろ、寂しがっていない?」「元気過ぎて困っているよ」「なぁ~んだ、平気でいるんだぁ」と、ちょっぴり不満そうでしたが・・・。 #
by tazu0617
| 2010-03-27 23:29
| 現在---今日の出来事
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